ミュージカル座
since1995
公式サイト
Ver.1  2000.8〜
Ver.2  2001.9〜
無断複製・転載・
二次使用を固く禁じます
リンクは事後報告下さい

 

劇団員からのメッセージ  桑原麻希

稽古場にて

Q.

今は、どんな毎日ですか?

桑原

今はミュージカル座「三人の花嫁(企業公演)」のお稽古と、7月からの本番に向けた「ミス・サイゴン・スクール」の毎日ですね。課題が たくさんあるので大変です。

Q.

ミュージカルを目指すきっかけは?

桑原

中学生の時に「レ・ミゼラブル」と「オペラ座の怪人」を見て、それまでは踊りしかやってなかったんですけど、歌とかお芝居も全部はい って表現する、こんな素晴らしい世界があるのかと感動しまして。大学進学かミュージカルの世界に進むかで迷ったんですけど、親には言 いだせず、結局進学を選んで大学へ行きました。その時点で一回ミュージカルはあきらめたんですけど、好きだったので、観劇やダンスの レッスンは続けていたんです。結局、大学在学中に決心して、就職活動は途中でやめて、大学卒業と同時にいずみたく記念ミュージカル・ アカデミー・プロ科に入りました。一人娘でしたし、父は大反対。母親が間に入ってなだめるという感じでしたね、しばらくは(笑い)。 実は、大学時代にミュージカル座の作品を演じているんですよ。学生時代に知り合った鈴木智香子に誘われて、早稲田大学のミュージカル劇団「オムニバス」の公演に出たんです。それがハマナカ・ビリー作品(※)の「ロザリー」で、私はジャンヌ役を演じました。その時、ハマナカ先生にも会っているんです。大学卒業の直前のことでした。

(※ハマナカトオルと山口e也のコンビ作品)

Q.

ミュージカル・アカデミーの日々はいかがでしたか?

稽古場にて

桑原

楽しかったですね。レッスンは毎日でした。今までやったことのないお芝居とか歌を習うことに明け暮れて、燃えている時期でした。バイ ト、レッスン、アカデミーという1年でしたね。アカデミーを卒業して最初に出演したのが、ミュージカル座の「ゴースト」です。客演で、 不良娘役でした。それから2年間ほど、フリーで活動していたんですが、ちょうどミュージカル座が「アインシュタイン・フォーリーズ」を 上演するときに、竹ちゃん(竹本敏彰)から、「桑マキの好きなショー・タイプの作品になるから、出てみないか」と誘われて出演し、そ れをきっかけにミュージカル座に入団しました。私が入団した2000年は、ちょうど初めて「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」の旅公演が始まっ たり、黒木瞳さんの「ママ・ラヴズ・マンボ」が始まって出演させていただいたりと、入団していきなり、いろいろやらせていただいた年 でした。

Q.

ミュージカル座への入団を決めたのは?

桑原

やっぱりミュージカル座の作品、ハマナカ・ビリー作品が好きだったことと、フリーの2年間があったので、自分が腰を据えて活動できる場所を求めたということだと思います。

舞台写真

「スウィングボーイズ」より
芦原ちづる役

Q.

入団してよかったと思うところは?

桑原

役を与えていただける、ということ。やれる、ということですね。一つの役をじっくり演じさせていただけるというのは、とっても恵まれ た環境だと思います。それから、劇団はある部分、家族のようなところがありますから、外に出演してても、また家に帰ってくるような安心感がありますね。

Q.

ライバルはいますか?

桑原

ライバルは意識しません。ライバルは自分ですよ(笑い)。ほかの人を意識したことはありません。

Q.

ミュージカル俳優として、普段から意識していることは何ですか?

桑原

いいものを見たり、いいものを聞いたり、自分を磨くってことですね。自己管理、健康管理は本当に大切だとつくづく思います。ストレッ チは毎日欠かさず入念にやっています。それから、舞台に関して役をいただいた時は、細部にわたるこだわりは持っています。頭の先から 爪先まで、何か一つ欠けても舞台に出たくないという気持ちはありますね(笑い)。自分をトータル・コーディネートできなければいけないと思うんですよ。そのためには自分を知って、自分を追及することが必要だと思います。それから、現場では、挨拶と笑顔が大事です。 せっぱつまった時は笑顔でいられない時もありますけど(笑い)、心がけていたいことですね。これまで、私はいつもカンパニーに恵まれて来たと思うんです。「ママ・ラヴズ・マンボ」の黒木瞳さんや、「オール・シュック・アップ」の坂本昌行さんのように、稽古場で見習 うべき座長の姿も見て来ましたから、私自身が、そういう人でありたいと願っています。

Q.

これからミュージカルを目指す人にメッセージをお願いします。

桑原

そうですね。夢は、願っていれば絶対に叶う、と私は思います。私は口に出してますね、いつも(笑い)。たとえば、「ミス・サイゴン」 に出演して市村(正親)さんと「アメリカン・ドリーム」を踊りたいなんて、初演を観た時から、よく言ってたんですよ。友達はみんな知 ってます。

舞台写真

「不思議なラヴ・ストーリー」より
エリザベス役

Q.

実現しましたね。

桑原

はい(笑い)。それが、自分を奮い立たせると思うんです。大それたことは言えないですけど、これからミュージカルを目指す人にも、夢 を持って、志高く頑張ってほしいです。きびしい世界であることは間違いないと思います。本番でできなきゃダメって世界です。いくら稽古でよくても、本番でどれだけ力を出せるか。本番が次の作品のオーディションであると思って、いつも真剣勝負で挑むということです。 でも、遊び心は忘れずに(笑い)。お客様のことを第一に考えて、自分が楽しむことが大事です。夢だけではなかなか通用しない世界だけ ど、頑張れば必ず道は開けるところだと思います。見てる人は必ずいるので、あきらめずに頑張ってほしいです。

Q.

最後に、これからの夢を。

桑原

まだまだ行きますよ(笑い)!! 何かは言えないけど、目標はあります。まず今年は「ミス・サイゴン」を頑張って、次の夢が実現できるよ うにしたいと思います。舞台以外にも、いろんなジャンルにも挑戦して行きたいですね。

Q.

ミュージカルを目指した時に大反対していらしたお父様は?

桑原

今はものすっごく応援してくれています(笑い)!! 舞台を見て、一番するどい指摘もしてくれますし、誰よりも応援してくれるんですよ。

〔インタビュー:2008年2月6日/ミュージカル座にて〕

「劇団員募集」へ戻る