ミュージカル座
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Ver.1  2000.8〜
Ver.2  2001.9〜
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ミュージカル座 公演情報

200万部のベストセラー、“現代の古典”と呼ばれる「きけ わだつみのこえ」を、日本初のミュージカルとして上演した絶賛の舞台が、早くも帰ってきます。2011年9月初演以来、一人でも多くのお客様に見せたいという熱い多くの声にお応えして、再演が決定しました。ミュージカル座が、太平洋戦争で死んで行った若者に、そして今の日本に、万感の思いを込めて贈る感動のミュージカルです。どうぞお見逃しなく!

  
 

ミュージカル「わだつみのこえ」について

7人の大学生が、読書会で「きけ わだつみのこえ」を読んだ時、
70年前の学生たちと、心が繋がる。
彼らが語り、書き残したものの、大切さ、かけがえのなさ。
今こそ耳を傾けて、きけ、わだつみのこえ。

ミュージカル「わだつみのこえ」は、7人の現代の大学生が、大学の教室で開かれた読書会で、生まれて初めて「きけ わだつみのこえ」を読み、今から70年前の日本の大学生の人生と心情に触れて衝撃を受け、現在の自分を見つめ直すという内容のミュージカルです。7人(男性6人、女性1人)だけの登場人物で演じられるこのミュージカルは、日本人必読の名著を、斬新な手法で今に甦らせる新作ミュージカル。
歌唱力豊かな実力キャストの共演でお贈りします。

チラシ表

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チラシ裏

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■公演日程

2012年2月25日(土) 開演18:30
2012年2月26日(日) 開演14:30/開演18:30

■公演会場

博品館劇場

東京都中央区銀座8-8-11
TEL.03-3571-1003

■チケット料金

7,000円(全席指定/税込)

■チケット一般前売開始

2012年1月12日(木) 午前10時より

■チケットお取扱い

●ミュージカル座

TEL 048-825-7460

  オンラインチケット申し込み

●チケットぴあ

TEL 0570-02-9999 (Pコード:417-805)

  http://pia.jp/t

●博品館1F TICKET PARK

http://theater.hakuhinkan.co.jp/ticket.html

  TEL03-3571-1003

■キャスト

阿部よしつぐ

tekkan

西川大貴

中本吉成

鎌田誠樹

青木結矢

大塚庸介

佐野信輔

砂山康之

丹宗立峰

浦壁多恵

田宮華苗

■上演スケジュールとキャスト・スケジュール

2月25日(土)18:30  
阿部よしつぐ tekkan 西川大貴 鎌田誠樹 大塚庸介 砂山康之 浦壁多恵
2月26日(日)14:30  
阿部よしつぐ tekkan 西川大貴 鎌田誠樹 大塚庸介 砂山康之 浦壁多恵
2月26日(日)18:30  
阿部よしつぐ tekkan 中本吉成 青木結矢 佐野信輔 丹宗立峰 田宮華苗

※開場は開演の30分前です。※残席ある場合は、公演開演の1時間前より当日券を販売いたします。ご観劇当日のご予約は承っておりません。当日券をご利用ください※本公演は一部ダブルキャストで上演いたします。上記キャスト・スケジュールをご確認ください。※出演者並びに出演スケジュールに変更がありました場合は、何卒悪しからずご了承ください。出演者変更の場合でも、他日への変更、払い戻しはいたしかねます。※未就学児童のご入場はできません。

■スタッフ

「新版 きけ わだつみのこえ」「新版 第二集 きけ わだつみのこえ」
日本戦没学生の手記 日本戦没学生記念会編(岩波文庫)より

作曲・編曲・音楽監督 : 山口e也/脚本・作詞・演出・振付 : ハマナカトオル
美術 : 松野 潤/衣裳 : 富永美夏/照明 : 太田安宣/音響 : 戸田雄樹
舞台監督 : 尾花宏行/音楽監督助手 : 入吉玲羽/映像製作 : JUNGO
宣伝美術 : 島倉 洋/宣伝写真 : 山内光幸/制作 :川田真由美  野沢美喜
プロデューサー : ハマナカトオル  夏海清加/企画・製作・主催 : ミュージカル座
協力 : 日本戦没学生記念会 わだつみのこえ記念館

■公演に関するお問い合わせ

 

tel.048-825-7460

■わだつみのこえ記念館

          

■初演時の作・演出ハマナカトオルの文章「わだつみのこえ」を聞きながら

■初演時の稽古場だより

 

 

■稽古場だより

   

ミュージカル「わだつみのこえ」の稽古場から、稽古の様子や出演者の声をお届けする稽古場だよりです。

さあ、いよいよ始まりました。ミュージカル「わだつみのこえ」の稽古。今回は、初演のオリジナルキャスト8人に、新しいキャストが4人加わったカンパニーです。しかも冬ヴァージョンということで、舞台で着る現代の私服も冬仕立てになるかも? 新しい雰囲気で模様替えした「わだつみのこえ」を、どうぞお楽しみに!


顔合わせで抱負を語るtekkan。左は田宮華苗。


歌稽古に臨む丹宗立峰、砂山康之、青木結矢(左から)。

今日は顔合わせ。作・演出のハマナカトオルが、初演の評判がよく、再演を望む声が多く寄せられたことが、今回の早い再演に繋がったと、キャストたちへの感謝の言葉を述べました。戦争の悲劇と、死んで行った学徒たちの気持ちを語り継ぐ日本のミュージカルとして、一人でも多くの方々に観ていただけるように、今回も頑張りましょうと挨拶。続いて、キャストたちが一人ずつ公演に望む抱負を語りました。顔合わせ後は、さっそく歌稽古開始。初演キャストたちも久しぶりに「わだつみ」の譜面と向き合いました。初参加のメンバーは、一からの音取りです。ダブルキャストの経験者に助けられながら、早くも美声を聞かせていました。

「今回も結束固く―」

 中本吉成 佐野信輔 田宮華苗

佐野

「初演の時は、お客様から、戦争ものでポップオペラで、ミュージカル座じゃないと作れない「お家芸」ですねって言われましたよ。また、少人数だからこそ真摯に胸に伝わってくるものがありましたと言われました。」

中本

「僕は、ミュージカル座にしては珍しく男がメインの戦争もので、「ひめゆり」と違った印象の作品だと言われました。聞き応えがあって、時間は短いんだけど大作に感じたという意見でした。」

田宮

「全員が歌えて、しかもレベルが高くて少人数という作品はあまり観たことがなくて、すごく充実した時間だったと感想をいただきました。」

中本

「前回は39曲というたくさんのナンバーを歌うことに精一杯だった自分がいて、今回はもうひとつ突っ込んだかたちで、自分たちの思いをつぎ込んだ、進歩した「わだつみ」を見せられればなと思っています。」

佐野

「さらに掘り下げて行けるというのは、再演ならではの楽しみではありますね。」

田宮

「特に私たちの組は、前回と全く同じメンバーですからね。」

中本

「顔合わせの時は、なんか同窓会みたいで嬉しかったもんね。」

佐野

「チームワークが生まれやすい作品だよね。」

中本

「この作品を一からつくったことによって、同期のような仲間意識が生まれてるよね。年齢はバラバラだけど。」

田宮

「去年の11月に鎌倉で学校公演もやって、伝えようという気持ちが大事な作品なんだなと思いました。」

佐野

「上演を続けて、より多くのお客様に観てもらわなけりゃという決意が、あの学校公演で強くなったよね。今回の公演では、今までやってきたメンバーに新しいメンバーが加わった。「わだつみ」に関わってくれるキャストが増えて行くことに、この先の可能性を感じます。」

田宮

「ほんとに長くやって行けたらいいなと思う作品なので、いろんな人にやっていただいて、作品が盛り上がって行ったらいいと思います。私たちが、いつまでもやっていたいんですけど。(笑)」

中本

「今回は田宮が、前回はなしえなかった男子の中のアイドルという部分を出していけるかどうか、乞うご期待です。」

田宮

「(笑)どうでしょうか。今回も結束固く、頑張って行きたいです。」

「再演に向けて」 オリジナル・キャストから

初演を経験した8人のメンバーから、今回の再演に向けたメッセージです。

最初は阿部よしつぐさん。「レ・ミゼラブル」アンジョルラス役をはじめとして、ミュージカルの舞台で大活躍する実力俳優です。「わだつみのこえ」では、読書クラブのリーダーをさわやかに演じていますが、キャスト全員を牽引する一座のリーダーでもあります。

阿部よしつぐ

「初演からまだ、半年も経たないうちに再演が出来るなんて、嬉しい限りです。この作品は、実話であり、命を扱ったもの。前もそうだったけど、俳優としてはもちろん、一人の人間として作品と真摯に向き合って行きたいです。

この作品が本当に伝えたいことは、過去の辛い出来事や同情ではなく、明日があるという奇跡であり、その奇跡に感謝して、強く、時には弱くてもいい、生きていくということを噛み締めながら演じたいと思います。あなたに、明日が訪れますように。」


「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」「マリー・アントワネット」「マルグリット」「レベッカ」など、数々の舞台でさすがの歌声を聞かせているtekkanさん。「わだつみのこえ」兵隊役の歌唱がまた見事でした。

tekkan

「心機一転、若返りをはかった「わだつみカンパニー」、否が応でも最年長になってしまった。(泣笑) 本物の大学生と一緒に大学生(役)をやるのも罪悪感を感じないでもない! まぁそれはおいといて、この「わだつみのこえ 」、回を重ねるにつれてどんどん役の深さと重さを感じる。栄誉と苦悩の狭間でお国のために死にいく当時の若者の本音を、少しでも感じて伝えられたらと思う。

つい先日、9.11アメリカ同時多発テロを題材にした朗読劇をやった。そこでの被害者のことばに、「忘れてはならない、忘れないでほしい…」とつづられていた。昨年の3.11もそうだが、この戦争も、忘れてはいけない出来事のひとつだと思う。

演劇の力を信じて、この悲惨な史実も忘れていかないよう、この作品が上演し続けることを願います。そしてその一員である事に感謝しつつ、今回も大切に演じていきたいと思う。是非この作品にこめられた願いを劇場まで見に来てください!」


紅一点の女性役を演じる浦壁多恵さん。「レ・ミゼラブル」「ファントム」、劇団四季「春のめざめ」などに出演。ミュージカル座「ひめゆり」では「小鳥の歌」を歌い、抜群の歌唱力を聞かせています。

浦壁多恵

「今回も「わだつみのこえ」に出演させていただけることを感謝いたします。こんなに早く再演できると思っていなかったので嬉しいです。初演の時は、この曲数を7人で歌いきるということや、たくさんの人が関わった戦争を7人で演じきることができるのかと不安でした。でも今は、シンプルな演出の中で、自分たちの体と声だけで表現することが、逆にストレートに伝えることができるのではないかと思っています。

私は、この作品のすべての女性たちを演じさせていただきます。それぞれ立場が全然違う女性たち。でもみんな男性と共に戦っていました。私は、この女性たちを、強く、明るく、優しく演じたいです。是非劇場にお越しください。」


「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」、劇団四季「ジーザス・クライスト=スーパースター」など、歌で綴るミュージカルへの出演が抱負な中本吉成さん。広島出身で、被爆した学徒の歌には特別な思いを寄せています。

中本吉成

「この「わだつみのこえ」、戦争を題材としたミュージカルですが、「ひめゆり」とはまた違った作品となっています。戦争の愚かさや恐ろしさを伝えるというよりは、その当時の学生の思いや考えを伝える方が強い作品なんじゃないでしょうか。見た人が、それぞれの感想を持つ、そんな舞台。今回は、さらに掘り下げての舞台になりそうです。もちろん、ニュー・メンバーも見逃せない。新生「わだつみのこえ」に期待してください!」


毎年夏には戦争を語るチャリティー・イベントを開催している佐野信輔さん。ミュージカル「わだつみのこえ」の発起人でもあります。ヴェトナム戦争を描いた「ミス・サイゴン」では、アメリカ兵のシュルツ大尉役を演じています。

佐野信輔

「わだつみ、今度いつ演るんですか?」とか「わだつみってポップオペラなんだよね!」とか…。「わだつみ」という単語が当たり前のようにお客様や仲間の口から出てくることに嬉しさを感じます。僕らが上演しなければ、2012年の人々の会話ではあまり語られなかったはずの「わだつみ」という単語。浸透してゆく喜びは、なにものにも変えられないものです。これがやりたかったことなんだと実感しています。再演を重ねるたびに、キャストが入れ替わり「わだつみ」に携わった人が増えてゆく。そうしてこの作品を、この作品の背景を、より多くの人達に知っていただける。…これは、続けなければなりませんね。」


「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」などのミュージカルへの出演や、ディズニー映画「プリンセスと魔法のキス」ナディーン王子役の吹き替えなどで活躍する丹宗立峰さん。ミュージカル劇団「陽なた」代表として舞台の演出も手がけています。

丹宗立峰

「まず、再びこの作品に出演することができて嬉しく思います。先日、ある友人にチラシを渡したら、「上原良司さんのエピソードでてくる? 「李香蘭」で上原良司さんの台詞喋ったことあるんだ。」と言っていました! そこから「わだつみのこえ」の話で盛り上がりました。僕も友人も30代ですが、あの時代の20代前半の若者たちの「自分の人生をしっかりと見つめている姿」に、とにかく驚くばかりです。これからも、この作品に書かれている想いを感じることができる人間であり続けたいと思います。皆さんぜひ劇場に来てください!」


子役としてTVドラマなどに出演し、2003年「レ・ミゼラブル」プルベール役が初舞台という青木結矢さん。その後「ミス・サイゴン」「The Musical AIDA アイーダ」などの舞台に出演しています。

青木結矢

「まず、また「わだつみのこえ」に出演できて光栄に思います。初演を見ていただいた方にはお分かりいただけると思いますが、今回は涼しい顔をして舞台に立つ!! それが僕の目標です。(笑)ですが、稽古が始まって数日、もう大汗かいています。(笑)叶わぬ夢で終わるのでしょうか。

最初、出演のお話をいただいた時、「朗読劇に毛がはえたような、どこでも上演できる簡単な作品を作りたいんです。」と聞いていたんです。開けてビックリ!! とんでもない!! 譜面をめくれば溜め息が出て、ステージングが始まれば滝のように汗が噴き出す!! 話がちがう!!と何度思ったか。(笑)やっぱり戦争を簡単に表現なんて出来ないんですね!! 脚色・演出されたドラマであっても、やっぱり大変なことなのです。気力、体力すり減ります。

でもこの戦争ミュージカル、暗いイメージに思われがちですが、最後はさわやかな気持ちでお家に帰れるような演出になっております!! 明日がある!! 希望も込めたミュージカルです。今回は新しいキャストも加わり、新しい風を感じながらも、当時の学生の思いを込めて、ひとつひとつ役を深めて行きます。見た方も見ていない方も、是非見に来てください!! 涙あり笑いあり、そして最後はさわやかに!! そんな素敵なミュージカルです。」


ミュージカル座の舞台にかぎらず、「OneOnOne」や「陽なた」など多くの舞台やライヴに出演し、精力的な活動を続けている田宮華苗さん。博品館劇場は、ミュージカル「サイト」で主演した思い出深い劇場です。

田宮華苗

「別組の初日を客席で観た時、「うわ、いい作品だなー」と思いました。稽古中は、まあとにかく、やらねばならないことが大量で、必死でしたので、客観的な視点ではなかなか考えられず、いい予感はしていたものの、初日に初めてこの作品の素晴らしさに気付いたのでした。一緒に観ていた丹宗さん、青木さん、中本さんと、「さんざん稽古をしてきた自分たちでも、全く飽きることなく観ていられたよね。」なんて話していて。

なので、今回もたくさんの方に観ていただきたいです。新しいキャストの皆さんから、新しい感覚をいただきながら、“伝える”ということを大事に、パワーアップして頑張っていきたいです。」

「わだつみのこえ」新メンバーのご紹介

ミュージカル「わだつみのこえ」に今回初出演の、4人のキャストをご紹介します。4人とも素晴らしい実力者で、オリジナル・キャストとの化学反応が楽しみなメンバーです。

左から、砂山康之、大塚庸介、西川大貴、鎌田誠樹。


砂山康之さんは、かつてミュージカル座の主演男優として、「ひめゆり」檜山上等兵役、「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」マイク役&トム役などの重要な役を演じてきた人です。今回、久しぶりに彼の舞台を観に行ったハマナカトオルが、変わらぬ若さとうまさに感嘆して、「わだつみ」メンバーに誘いました。

砂山康之

「ストレートプレイ(演劇)に没頭してきて、なんと約11年振りの本格ミュージカル出演。芝居もバンドもダンスもやってたけど、それらを久し振りに一気にフル稼働!これがミュージカルの醍醐味と言えど、「見る天国、やる地獄」とは、よく言ったもの。稽古開始から数日間は頭から煙が…しかし段々とこの緊迫感と全力感が心地よくなってまいりましたよ!そして、10数年振りに共に舞台を創るかつての共演者が4名。彼らの成長した姿と、変わらぬ人柄…。そして、新しい仲間…。こんな素敵な機会を与えてくれたハマナカ先生には、本当に感謝しています。観に来て下さったすべての方の心に、何かが残ることを願って…今日も稽古に全力で臨みます!」


大塚庸介さんは、ミュージカル劇団イッツ・フォーリーズの若手主演俳優として、劇団公演にフル出演するほか、昨年からミュージカル座や三つ星キッチンなどに精力的に外部出演している伸び盛りのミュージカル俳優です。確かな演技力と安定した歌唱力で、「わだつみ」メンバーに声がかかりました。

大塚庸介

「こんにちは。ミュージカル座作品は、昨年の「ロイヤルホストクラブ」愛人役、「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」マイク役に続いて三回目になります。こうして、続けて呼んで頂けるのはホントに嬉しいですし、ご縁があるんだなぁと思ってます。
今回は、僕にとっては初めての戦争を題材にした作品。初めてのポップオペラ。殆どが初めての共演者。初経験尽くしの「わだつみのこえ」楽しみであるのと同時に未知な世界への緊張感でイッパイです。
この作品には、沢山の人間の想いが登場します。悲しみ、喜び…一人一人の気持ちを大事に表現しようと思います!」


西川大貴さんは、まだ現役大学生ですが、子役の頃から活躍し、「レ・ミゼラブル」クールフェラック役や、「GOLD〜カミーユとロダン〜」に出演。今年7月に開幕する「ミス・サイゴン」にも出演が決まっている期待の若手実力派です。彼の最初の歌の先生がtekkanさんということで、師弟共演が実現しました。

西川大貴

「ミュージカル座、初参加の西川大貴です。今回、「わだつみのこえ」出演のお話を頂いて大変嬉しく思います。数日間、怒濤のはやさで稽古が進んでおりますが、複雑な音楽をカラダに、アタマに、ノドに叩き込んでいる最中です!しかし良い音楽が沢山!本番では全て攻略して、自分の中に落とし込んで歌えたら、と思います!ステージングもだいぶ付いてきました。出演者も全員集合しましたし、本番に向けて突っ走っていく所存です!よろしくお願い致します!」


鎌田誠樹さんは、青年座研究所卒業後、東宝ミュージカル・アカデミーで学び、「ミス・サイゴン」でシュルツ大尉役を、「レ・ミゼラブル」でフイイ役を演じてきました。今月、富山オーバード・ホールで上演された「ハロー・ドーリー!」に出演後、「わだつみのこえ」に合流。でも稽古初日からメンバーに溶け込んでいます。

鎌田誠樹

「わだつみのこえ&ミュージカル座作品初参加の鎌田誠樹です!宜しくお願い致します。
「何か熱いお芝居…特に戦争ものの作品に出たい!」と、去年くらいから想っていたんです!そしたらハマナカ先生からお話を頂き、一つ返事で出演を決めました。(笑)
なんか「タイミングが来た!」って感じで凄く嬉しかったのを覚えてます。
僕は先日まで富山の舞台に出演していたため本日より稽古に参加したのですが…皆さん本当に心優しい先輩方ばかりなので、なんの不安もなく稽古に集中出来ます!ありがとうございます!
前回のわだつみを凌ぐnewわだつみにするべく頑張ります!!
皆様!是非とも観劇にお越しください!お待ちしております!」



浦壁多恵(左)と阿部よしつぐ


ステージングの稽古中

新メンバーも台本と楽譜が頭にはいり、オリジナル・キャストが加わって、ステージングの稽古が続いています。キャスト7人だけで39曲、太平洋戦争のあらゆる局面を演じていかなければならない大変な作品。でも、俳優にとっては実力を存分に発揮できる、やりがいのあるミュージカルです。キャストが自分たちでテーブルや椅子を移動させ、組み合わせて背景を変えていく舞台で、覚えることは膨大です。

ハマナカトオル「この作品は、オフ・ブロードウェイ・タッチのミュージカルです。小劇場で上演する小さなミュージカルには、舞台や演技の原点を感じさせてくれる素朴な感動があるので、私は大好きです。普段、大劇場に立っているミュージカル俳優も、時々はこういう小さなミュージカルの舞台に立ってほしいと思っています。また普段大劇場のミュージカルを見慣れている観客の皆様も、時にはオフにまで足を伸ばしていただいて、また違ったミュージカルの魅力に触れていただければと願っています。面白いですよ。」


浦壁多恵(左)とtekkan(右)


左から砂山康之、tekkan、佐野信輔。

 


左から阿部よしつぐ、田宮華苗、tekkan


中本吉成(左)と丹宗立峰(右)

すべてのステージングがつけ終わり、連日通し稽古が行われています。衣裳と小道具もつけ、稽古場は太平洋戦争の時代にタイム・スリップ。70年前の学生たちが残した言葉が、歌となってキャストたちの口から甦ります。何度見ても、何度聞いても心を動かされるのは、亡くなった学徒の本当の言葉で綴られるミュージカルだからだと、通し稽古を見て再確認。あらためて、戦争を知らない世代へ語り継いで行かなければならない作品だと全員の使命感も高まります。音楽が始まると、否が応でも全力を出さなければならないシーンが続きます。冬だというのに、キャストの顔からは汗がしたたり落ちていました。


鎌田誠樹(左)と西川大貴(右)


中央は佐野信輔


田宮華苗とtekkan

田宮華苗「私たちの組は久々に通したので、みんな気合いがはいりすぎていて、面白いことになっていました。みんなのお芝居が変わっていて、すごく新鮮だったので、お芝居することが楽しくなってきて、すごい楽しい通し稽古でした。通してみて、やっぱり非常に体力を使う作品だなと感じました。それだけ、見応えのある舞台になっていると思います。」
丹宗立峰「きのう通して、今日は全身筋肉痛です。」
青木結矢「僕は朝まで寝られませんでした。」


中央は大塚庸介


中央は浦壁多恵

こまかい修正を重ねつつ、通し稽古が続きます。本番の日も近づき、稽古場は熱気と緊張感が増してきました。新しい「わだつみのこえ」の輪郭も次第にはっきりと浮かび上がってきたように見えます。新キャストが加わり、その人の持ち味に合わせて、以前の振付が変わってしまったところもあります。このメンバーでなければ見られない「わだつみ」が出来上がってきました。二つの組の違いも、とても面白いところ。二組ともご覧になるお客様は、ぜひその違いも楽しんでください。



さあ、いよいよ25日と26日、銀座、博品館劇場で開幕です! 皆様、是非劇場で、このミュージカルを体験してください! そして、今から70年前に、戦争によって人生を奪われた若者たちの声を聞き、彼らを思ってください。最高の若手ミュージカル俳優たちが、魂を込めて、真実の声を届けます。

劇場でお待ちしています!

「わだつみのこえ」カンパニー